マカダミアナッツ 図鑑と育て方
原産地:オーストラリア北東部クイーンズランド州
ヤマモガシ科 常緑高木:樹高は15mほど
発芽難易度:★★★★☆☆☆☆☆☆:発芽自体は難しくない。 栽培難易度:★★★★☆☆☆☆:乾燥気味でそだてる。
果実は熟すと散開する。種子は球形でかたい殻に覆われている。 世界一かたい殻をもつナッツである。甘く香ばしい味と、ザクッとしつつもしっとりとした食感で チョコレート菓子などに利用される。
原産地域の名前から別名「クイーンズランドナッツ」とも呼ばれる。19世紀の末期に植物学者が発見し、 その友人の科学者ジョン・マカダムにちなんで、マカダミアナッツと名付けられた。その後、栽培法の確立により 食用として利用されるようになる。またこの頃ハワイへと苗木が導入された。ハワイ島・マウイ島・カウアイ島では 現在たくさんのマカダミアナッツが栽培されている。
マカダミアナッツは脂質を80%近く含んでおり、数粒まとめて火をつけるといっきに燃える。
育て方
土壌:水はけの良い土。例:赤玉小粒単体もしくは赤玉小粒7:鹿沼土3など
水やり:表土がかわいたらたっぷりと。冬は乾かし気味で。
日光:日のあたる暖かい場所。生育適温は20~25度。
☆種まき☆
- 3日ほど水に浸ける。※水は毎日とりかえる。
- 清潔な土に浅めにまき25度付近で管理。
- 発芽まで土は適度に湿らせる。※過湿状態で腐りやすくなる。
※そのほか注意点ナド※
- 発芽まで1・2か月ほど。
- 根が傷みやすいので植え替えを少なくし、はじめから深めの鉢に植える。
- 実生から10年~15年で結実する。
- 主根が浅く・ひげ根のような広がりのある根で風に倒されやすいため、支柱を立てても良い。
- 雌雄同株。
種から始めるマカダミアナッツ栽培記
01.種からはじめるマカダミアナッツ(2015/11/26~12/25)
02.怒りの袋まき(2015/12/25~2016/03/03)