チャプラシュ Artocarpus chama 図鑑と育て方
原産地:ブータン、タイ、インド北東など
クワ科 熱帯性落葉高木:樹高30m~40mに及ぶ・直幹性・開放自然形
発芽難易度:★★★☆☆☆☆☆☆☆:発芽自体は容易。 栽培難易度:★★★★☆☆☆☆☆☆:低温に弱い。
主枝が15m以上にもなる大型の樹で、乾季には落葉する。
果実はやや球形で、直径6~10cmほど。ほとんどが野生から得られ、栽培されていない。食用可能だが、木としての価値の方が重要で、よく植樹されている。
良質で・軽く・とても固い木材は加工しやすく、車輪を構成する材にしたり、建材や彫刻の際の材料に用いられる。
育て方
土壌:排水性の良い肥沃な土(最適pH5.0~6.5)。例:赤玉小粒7:腐葉土3など
水やり:表土がかわいたらたっぷりと。葉が大きいため蒸散量が多く土が乾きやすい。よって夏場は特に注意。
日光:基本的に日なたを好む。幼苗時はやや遮光して育て、徐々に光量を増やしていく。夏場は成木でも葉などの状態をよく確認して、遮光するか、しないかを判断する。
☆種まき☆
- 清潔な土に種をまき、浅く土をかぶせる。(熟した果実からとった種をできるだけ早くまく)
- 水をたっぷりやり、暖かい場所(24度~30度)に置いておく。
※そのほか注意点ナド※
- 生育適温は22度~32度。
- 上は40度まで下は10度まで耐えることが可能。
- 鉢の深さは深いほど良い。
- 冬に3~6か月ほどの乾季(降水量は東京の冬より少ない)と雨季がある地方で生育している。
- 冬は水を控えめにする。