ハママンゴスチン 図鑑と育て方
原産地:マレーシア、タイ
オトギリソウ科 常緑低木:樹高4~6m
発芽難易度:★★★★★☆☆☆☆☆:発芽温度を確保することが重要。 栽培難易度:★★★★☆☆☆☆☆☆:寒さに弱い。
シーショアマンゴスチンとも呼ばれる。学名をGarcinia hombronianaという。果皮は暗紫色のマンゴスチンとは違い、ピンク色をしている。 マンゴスチンのような甘酸のバランスの良さがなく、わずかな甘みと強い酸味で、酸っぱいみかんのような味。またマンゴスチンのようにジューシーでもない。
雌雄異株で白い小ぶりの花を咲かせる。葉がつるつるときれいで観賞用に適している。
育て方
土壌:やや酸性よりで、水はけの良い土。例:赤玉小粒7:腐葉土3など
水やり:表土がかわいたらたっぷりと。冬場など気温が低いときは控えめで。
日光:春・秋は日光にあて、夏は少し遮光して育てる。
☆種まき☆
- 熱帯性の植物は種のまわり(果肉)に発芽を抑制する物質が含まれていることが多いので、果肉はしっかり水で洗い流して取り除く。
- 用土に種をまき、1~2cmほどの厚さの土をかぶせる。
- 水をたっぷりやり、暖かい場所(25度以上)で発芽まで土を乾燥させないように管理。
※そのほか注意点ナド※
- 種をまいてから2~4週で発芽。
- 冬は10度以上で管理する。
- 実生からの結実には7年以上かかる。
- 乾燥や多湿にもある程度強い。
- フクギを台木として利用可能。またマンゴスチンの台木に利用されることがある。