バクパリ 図鑑と育て方
原産地:ブラジル(アマゾン)
オトギリソウ科 常緑低木:4~10m
発芽難易度:★★★★★☆☆☆☆☆:温度を確保することが重要。 栽培難易度:★★★★☆☆☆☆☆☆:マンゴスチンの仲間の中ではわりと耐寒性がある。
学名Garcinia gardheriana。黄色系の果実がなるので別名をイエローマンゴスチンと呼ぶ。 マンゴスチンの仲間のアチャチャやキヤニモモなども、果皮の色からイエローマンゴスチンと呼ばれることがある。 雌雄異株である。味は甘酸の調和がとれており美味。耐久性と柔軟性に優れた樹木は建材にも利用される。
原産地ブラジルでは抗ガン作用があるのではないかと目されており、研究がすすめられている。
育て方
土壌:水はけの良いもの。例:赤玉小粒7:腐葉土3など
水やり:表土が乾きしだいたっぷりと。夏は乾燥させないように注意。
日光:幼苗のうちは日陰で育てる。若木でも夏の直射日光にはあてない。
☆種まき☆
- 熱帯性の植物は種のまわり(果肉)に発芽を抑制する物質が含まれていることが多いので、果肉はしっかり水で洗い流して取り除く。
- 用土に種をまいた後、1~2cmほどの厚さの土をかぶせる。
- 水をたっぷりやり、陽のあたる暖かい場所(25度以上)で発芽まで土を乾燥させないように管理する。
※そのほか注意点ナド※
- 発芽までに2か月以上かかることも。
- 冬は5度以上で管理する。
- 実生からの結実には4・5年かかる。
- 乾燥に弱く、過湿にやや強い。