スターフルーツ 図鑑と育て方
原産地:熱帯アジアやインドネシアのモルッカ諸島
カタバミ科 常緑小高木:樹高は5~10m
発芽難易度:★★★☆☆☆☆☆☆☆:発芽適温20~25度。 栽培難易度:★★★★☆☆☆☆☆☆:夏の水切れに注意。
果実を切った断面が星形にみえることから、スターフルーツ(ゴレンシ)と呼ばれる。 そのかわいい星形は料理やデザートの飾りつけにも利用され、ファンシー系女子は常時ポケットに最低でも4・5・6・7個 は携帯しておきたい果実であることはもはや疑いようがない。
外見は光にあてられたガラス細工のようにテカテカとしていて見ているだけで楽しい。 果実は水分が多いのでジューシーで、サクサクとした食感や生梅に似た風味があり、甘味種は生食に 酸味種は加工して漬物(ピクルス等)やジャムにと使い分けられている。おもにビタミンC・ペクチン・食物繊維 を多く含んでいる。
完熟させると濃厚な甘い味わいとなる。中華料理のデザートにも利用され、中国の方にはなじみ深いフルーツといえる。
育て方
土壌:酸性土を好む。例:赤玉小粒6:腐葉土2:川砂2など
水やり:多湿を好むので、表土が乾いたらたっぷりと。夏は水切れをおこしやすいので特に注意。 冬でも根をを乾燥させないように、表面が乾いたら水を控えめにやる。
日光:たくさん光を浴びせる。温室から外に出すときは徐々に直射日光にならす。
☆種まき☆
- 果実から採取したその日のうちにまく。
- 熱帯性の植物は種のまわり(果肉)に発芽を抑制する物質が含まれていることが多いので、果肉はしっかり水で洗い流して取り除く。
- 種まき用土など清潔で水はけの良い土にまき、軽く覆土する。
- 水をたっぷりやり、陽のあたる暖かい場所に20度以上で管理。
※そのほか注意点ナド※
- 1週間~2週間で発芽。おそくても1か月くらいで発芽する。
- 昼夜の寒暖差が10度以上あると枯れることがあるので、特に冬は温度チェックを忘れない。
- 冬は5度以上で管理。理想をいえば10度以上ほしい。最低20度を保てれば、年に数回の結実が期待できる。
- 実生だと5,6年で結実する。
- 沖縄や九州南部では露地植えも可能。
- チッソ過多に注意すること。
種からはじめるスターフルーツ栽培記
01.種からはじめるスターフルーツ(2015/02/05~02/20)
02.続々発芽(2015/02/22~02/24)
03.モリモリと・・・(2015/02/29~04/04)