ドラゴンフルーツ 図鑑と育て方
原産地:中央アメリカ・南メキシコ
サボテン科 森林性サボテン:周りの木に気根を伸ばしながら成長していく。
発芽難易度:★☆☆☆☆☆☆☆☆☆:発芽率は100%といっても過言ではない! 栽培難易度:★★★★☆☆☆☆☆☆:冬~春の管理で枯らすことが多い
名前の由来は果皮が鱗のように見え、サボテンが曲がりくねりながら上へ伸びていくさまが 青竜を連想させることからドラゴンフルーツと呼ばれるようになった。
果皮は赤紫色でうろこ状の先端はそれを補完するようにさわやかな黄緑色となっていて、 見るだけで楽しい果実であり熱帯果樹の中でも初心者ホイホイな果実である。 最近ではスーパーでも気軽に購入できるようになったが、そのほとんどが白肉種である。
果実の中身は先ほど述べた白色の白肉種をはじめ赤色の赤肉種やピンク色のものがあり、 果実には大量のキウイのような種が散らばって存在しているが、気にせず食べられる。 日本には未完熟のまま輸入されるので、スーパーなどのものは梨のようなさっぱりとした甘みがするだけである。
育て方
土壌:水はけの良いもの。例:赤玉小粒6:鹿沼土2:腐葉土2または赤玉小粒6:培養土4など
水やり:表土が乾いて1~2日ほどしたらたっぷりあげる。冬はほとんど断水で放置
日光:真夏の直射日光で葉やけすることがあるので、日光があまりに強いときはすだれなどで遮光する。
☆種まき☆
- 種のまわりについている果肉は無理にとらなくても良い。ティッシュやキッチンペーパーで水分をふきとる程度
- そのまま土に浅く植える。(深さ1cm未満)
- 上から水をやると種が流れてしまうおそれがあるので、鉢底に水を入れた容器などを敷きそこから給水させる。
- 暖かい場所(20度以上)に置く。
※そのほか注意点ナド※
- 冬場は5度以上、断水気味で育てる。
- 春になり室内から外に出すときは、葉やけしやすい為すぐに直射日光にはあてない。
- 春~秋の生育期の水やりは土だけでなく、植物全体にかけてあげると生長しやすい。
- 大きくなってくると自立できなくなるので、1本の支柱を立ててあげる
- 白肉種は自家親和性で1本で実がなるが、赤肉種の多くは自家不親和性(1本では実がならない)なので趣味栽培での結実はあまり期待しないほうが良い。 どうしてもというなら、白肉種をまわりに何本か植えることで花の時期があえば結実する。白肉種によって受粉した赤肉種は通常よりも大きな実がなるとか。
種からはじめるホワイトドラゴン栽培記
01.種からはじめるホワイトドラゴン(2015/08/31~2016/05/31)