パイナップル栽培記01:種からはじめるパイナップル
今回はパイナップルの実生に挑戦したいと思います!
日本でもバナナとならんでよく食べられている熱帯フルーツであります。じつは果実についている芽(クラウン)から栽培すると3、4年で結実し、おいしい実がなります。 しかしこのサイトでは種から育てることにこだわっていますので、もちろん今回も種から育てていきます。
(2016/04/18)「パイナップルの種ってどこにあるの?」と疑問に思う方もいると思います。種は写真矢印の位置。果皮の近くにあります。 わりとすぐ見つかるので、種から育ててみたい方は是非探してみてください。
右がさきほど話したクラウン(冠芽)と呼ばれるものです。写真のように芽の付け根の果実を2cmほど残るように切って、3日ほど風通しの良い場所で乾燥させた後、用土に植えつけるか根が出るまで水に浸けます。 おいしいパインが食べたい人はこのクラウンを育てましょう。 左が今回使う種です。パイン1玉から15個の種が取れました。水に1日浸けた後、赤玉土にまきました。
(2016/05/23)そして1か月・・・・まったく生えない。ここで一度あきらめました。ごめんなさい。 あきらめてパインの鉢にカカオの種をまいちゃいました。ごめんなさい。
(2016/05/27)そしてカカオの写真を整理しているときに気づきます。「あれ・・なんか鉢の端に生えてないか!?」と。 発芽の様子や根元の種を見る限り間違いなくパインでした。自分の中ではあきらめたつもりでいたので、とてもうれしい気分にさせられました。パインさんありがとう。
(2016/05/31)そして種まきから40日ほどではっきりと確認できるようになりました。小っちぇー!けどちゃんとパインの芽の形をしてます。これはカワイイですねー。 大切に育てていきたいと思います。