ポポー栽培記01:種からはじめるポポー
今回は温帯で栽培することのできるバンレイシ科である、ポポーを種から栽培します。ポポーは直根性で植え替えを嫌うので、はじめから深い鉢に種をまいた方が良いようです。
(2015/09/29)これがポポーの種です。花豆によく似ていて、おいしそうな種です。今回はポポーの「ウィルソン」という品種からとった種を使用します。 ウィルソンは小ぶりな実をつけますが、種の大きさは雑種からとったものと比べても大きめでした。
ポポーは温帯の種ですので、冷蔵庫に100日以上入れて休眠打破させます。めんどくさい方は室外で土に埋めて、一冬越せば問題なく発芽できると思います。 今回は種を覆うミズゴケ等がなかったので、新聞紙に吸水させたものを種に覆っています。その後チャックできる袋に入れて冷蔵しました。
(2016/05/10)そして発芽!3月13日に冷蔵庫から取り出し土に植えたので、発芽まで2か月ほどかかっています。 バンレイシ科は種まきから発芽までが長く、忘れたころに発芽します。
(2016/05/30)このようにうまく発芽してくれるといいのですが・・・
(2016/05/18)このように発芽途中で種の中に芽が残ってしまうことがあります。まあその後にたいてい芽が生えてきてくれるし、バンレイシ科では日常茶飯事なので気にしません。