パパイヤ栽培記01:種からはじめるパパイヤ
今回はパパイヤの実生です。フィリピンやアメリカから年中輸入されている果実です。熱帯果樹のなかでも知名度が高いと思いますが、 マンゴーなんかと比べて、まともに食べたことがある人は少ないのではないでしょうか?
(2016/08/14)
今回はカポホ・ソロという品種から種をとります。いわゆる「ソロ種」とよばれるもので、日本のスーパーに置いてあるパパイヤのほとんどがコレ。
某大型スーパーでたまたま見かけたので、買おうと思ったらなんと780円もする。珍しい種などにはいくらでも費やせる私ですが、なぜかこの780円には手がでない(笑)
数年前のパパイヤはもっと安かった気がするんだけどなあ。
そんなこんなで2週間くらい経った後にまたそのスーパーに寄るんだけど、案の定売れ残っている。ていうか熱帯果樹を冷蔵したまま2週間おいとくって管理が雑すぎるでしょ(笑) そして値段も安くなっているというわけでもなく・・・こりゃ腐って捨てられるなと思ったのでついつい買ってしまいました。高い割に質が低いんだよね・・・このショッピングモ・・・スーパー。
気を取り直して、中を見ていきましょう。ざっくりと切断!うひゃーすごい種の数!数百個の種がわらわらしています。 ここまで種の多い果実って他にあっただろうか?
ちなみにこの種のまわりには発芽を抑制する物質が含まれているらしく、ぷちっと潰して種を取りだす必要がある・・・・と言われておりますが、 そのまま種まきしても問題なく発芽します。
種をとりだした後の空洞。四葉のクローバーのような形です。果肉は石鹸のような味わいというんでしょうか・・なにか芳香剤のような風味であまり食べられなかったです。 無加工のパパイヤを食べるのはこれで2度目ですが、おいしいパパイヤにあたったことがない。1度目なんて、まんまゲ○の味がしたし。もらいものだったので、うん!おいしい!って言ってありがたくいただいたけども。
(2016/08/30)
発芽まで10日ほどかかりました。続々と発芽していきます。おそらく20日くらいは冷蔵保存されていたのに、発芽率の高いこと。パパイヤの種は低温にも強いんだね。
(2016/09/16)
ハダニか何かに侵されていますが、順調に生長しています。
葉がパパイヤらしい形になってきました。
(2016/12/17)
前回の写真より3か月が経過しております。今言えること・・・生長はっや!
常夏感あふれる葉の形をしております。パパイヤに関しては発芽後2,3年もあれば開花・結実が期待できるそうです。