アボカド栽培記01:種からはじめるアボカド
今回はアボカドの実生に挑戦します。日本でも比較的タネが手に入りやすいアボカドですが、もし将来的に実をならせたいならば、 気を付けなければならないことがあります。それはアボカドは株によって、雄花、雌花の咲く時間帯の違いでAタイプ・Bタイプ2つの開花タイプが存在することです。
Aタイプの株では雌花が午前中に開花し、雄花が午後に開花するのに対し、Bタイプの株は雄花が午前中、雌花が午後に開花します。
このようにどちらか片方のタイプだけでは結実が安定しません。※
よって確実に結実させたい場合には、正体が明らかな品種を苗からそろえ、Aタイプ株(ハス・メキシコーラなど)とBタイプ株(フェルテ・ベーコンなど)の
両タイプの株を育てることが大切です。そのため種から(実生)の栽培では花が咲くまで開花タイプがわからず確実ではありません。結実は期待せずただの観葉植物として育てるのが良いでしょう。
※片方のタイプの株だけでも結実することがままあります。例えば、開花タイプがAタイプの場合、1つの花の中で雌花が午前中に開き、雄花が取って代わるように午後に咲くのが一般的です。 そのため、開花時間帯がAタイプと対になるBタイプの株も同時に育てろとなるわけです。 しかし、なかには同時間帯に雌花と雄花が混在することがあり、この場合1つの株でも受粉・結実が可能となります。この傾向は樹齢を重ねた株ほど多く見受けられるようです。

(2016/08/05)
今回は100円程度で買ったハス種のアボカドです。水耕栽培も楽しいのですが、自分はめんどくさがりなので種は土に埋めて放置です。

(2016/09/14)
気づいたら発芽してた。約1か月で発芽です。1つの種から2本の芽がでています。他にも6個ほど種をまきましたが、2つしか発芽しませんでした。
発芽した種の共通点としては、6つの種のなかでも大きな種だったことです。大きな種、つまり大きなアボカドを選ぶと発芽しやすいのではないでしょうか?

(2016/12/17)
上から撮影。3か月でだいぶ生長しました。↑
こちらの苗は2つ発芽したうちの1つです。

横から撮影。実生だけど葉が充実していていい株です。↑

葉は色素がややうすく、光沢がありません。

(2016/10/12)
こちらはもう片方の苗です。実験用地と名付けた発砲スチロールの鉢に捨て・・埋めておいた種です。この発砲スチロールにはクルミを植えていまして、
このような大きさにになるまでアボカドが生えていることも気づきませんでした(笑)。こちらは樹高40cmくらいで、先ほどの苗よりもはるかに高く、主幹もぶっといです。
アボカドは比較的根が弱いといわれているので、このように根を露出させるのは、本当はだめなんです。

(2016/12/17)
(左)やや上から撮影(右)横から撮影。

しっかりとした緑色の葉で、テカテカとしています。今回発芽した2つの苗はハス種の実生という点では同じですが、これだけ様子が違うんですね。