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種からはじめる熱帯果樹の栽培記と熱帯果樹の育て方図鑑

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アップルマンゴー 図鑑と育て方

マンゴーの葉と果実

原産地:インド・インドシナ半島

ウルシ科 常緑大高木:樹高は高いもので40m以上

発芽難易度:★★★★☆☆☆☆☆☆:種によって発芽のしやすさにばらつきがある。
栽培難易度:★★★★☆☆☆☆☆☆:苗の生長にもばらつきがある。

マンゴーの歴史は古く、インドでは4000年以上前から栽培されている。現在では500種以上が栽培されており、野生種も含めれば多種多様なマンゴーが存在する。 もしかするとかなり美味な野生マンゴーが人知れず、森の奥地などで動物たちによって消費されているかもしれない。 マンゴーの果実は松脂(マツヤニ)のような独特な香りと、ものによっては糖度20度、25度を超える濃厚な甘みが特徴。

日本へは明治に渡来。昭和後期に栽培がスタートした。アップルマンゴーとは品種名ではなく、日本に導入した際に赤く色づいたリンゴのようなマンゴーを 日本人がひとくくりにアップルマンゴーと呼んだことから。日本で流通するアップルマンゴーはこれまでメキシコ産のケント種やヘイデン種など輸入物が多かったが、 今では沖縄産や宮崎産といった国産のマンゴー(ほとんどがアーウィン種)もスーパーなどで気軽に入手できるようになった。

ちなみにマンゴーはウルシ科のためかぶれやすく、特に未熟なマンゴーには「マンゴール」という漆の主成分である「ウルシオール」に似た物質が多く含まれる。 「マンゴール」は皮膚に触れてから1日~2日たってはじめて症状が出る(遅延系アレルギーな)のでマンゴーに対して過敏な人は注意が必要。

育て方

土壌:水はけがよいもの。例:赤玉小粒6:腐葉土3:川砂1など

水やり:表土が乾いたらたっぷりと。温度が低い時は表土が乾いて1~2日後にやる。梅雨時は土の過湿状態に注意。

日光:日当たりの良い場所。春に室内から室外に出すときは葉やけを起こしやすいのでいきなり直射日光にあてず、徐々に光にならす。

☆種まき☆

下準備

  1. 種のまわりについた実はたわしなどで丁寧に落とす。
  2. 種は固い殻に覆われているのではさみで殻の端を切り落とす。※このとき中の豆を傷つけないように注意。
  3. 端を切り落とすと隙間ができるので、その隙間に指をいれて殻をこじ開ける。
  4. 中から出てきた白い豆についている茶色い皮(渋皮)はとれたら取る。
  5. 渋皮を取った豆はそのまま鉢に植えるか、水耕栽培で育てる。

○水耕栽培○詳しくはこちら→「やり方」マンゴーの水耕栽培

  1. 2Lペットボトルを真ん中より上側で切り、上部を反対にして下部に挿しこむ。
  2. ペットボトルに種からとりだした豆を横向きになるようにおき、豆が半分くらいつかるように水をいれる。
  3. 20度以上で管理して、水はできれば毎日入れ替える。
  4. 発芽した後15cmくらいまで育ったら、鉢に植えつける。

●そのまま鉢に植える●

  1. 種から取り出した豆を、横向きで半分顔を出すようにして土に植える。
  2. 20度以上の暖かい場所で土を乾かさないように管理。※多湿だと種の腐敗を加速させます。

※そのほか注意点ナド※

  • 水耕栽培で発根・発芽させた場合。鉢に植えつけるときの用土は赤玉主体よりも軽い土を主体にしたほうが良いと思われる。例:園芸培養土やパーライトなど。
  • 1~2週間ほどで発芽。
  • 冬場は5度以上で管理。低い温度で管理する場合は水やりも控えめにする。
  • 実生からの結実には4~6年またはそれ以上かかる。
  • 果皮が緑や赤のマンゴーは単胚種が多く、種から育てても親と同じ実はならない。たいてい雑味が多く、あまりおいしくないマンゴーができる。

種からはじめるアップルマンゴー栽培記

アーウィンの果実01.種からはじめるアップルマンゴー(2015/06/23)

アーウィンの発芽02.発芽スピード(2015/06/23~07/05)

アーウィンの新葉03.植え替え(2015/07/07~11)

枯れるアーウィン04.急変するアーウィンさん(2015/07/16~08/12)

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